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January 10, 2004

ちゃぶ台の昭和

ちゃぶ台の昭和
 書店で非常に興味深いタイトルの本を発見した。『ちゃぶ台の昭和』小泉和子著(河出書房新社)だ。カラダが直感的に“イケっ!”っと反応するものだからミズテンで買ってしまった。読んでみても昭和の懐かしい風景が書いてあってなかなかよい。

 ちゃぶ台は,その第一号は明治のころからあったようだが,日本全国に普及したのは大正の終わりから昭和の初めごろ。その後の終戦以降,昭和30年ごろの食卓から洋式のダイニングテーブルへと変わっていったようだ。そして最近また,ちゃぶ台の人気が出てきているらしい。著者は「モダンライフにあこがれて,そうなったけれどやっぱり落ち着かず,かつて一家で囲んだあのちゃぶ台へ回帰したのだ。」と冒頭で書いているが,どうだろうか。

 そのころの昭和の食べ物もいっぱい書いてあって臨場感が増す。コロッケ,トンカツはまだ肉屋で買うものだった。夕飯がコロッケの日,父だけがトンカツだった…。それはほんの数十年前のコトなんだけれど,今とはかなり違うんだな,ということに改めて気づいてしまう。

 昭和30~40年代は,父や母の時代だ。昭和のちゃぶ台の風景を通して,そんな彼らの時代を想像してみる。歳でいうとちょうど今の自分らぐらいじゃあなかろうかな。(K)

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Tracked on January 14, 2004 at 11:56 AM

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