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May 03, 2004

ウニ丼

 鹿児島の海でも潜ると結構ウニがいた。今思うと、あれだけウニがいたのに、なぜもっと捕って食わなかったのだろう、と思うのだ。まったく惜しいことをしたものだ。

 「ウニはじぶんの身をじぶんで食ってしまうから、目玉をつぶせ、そうだ目玉だ」などといいながら、捕れたばかりのウニの中心をドライバーでグサリと刺していたけれど、果たしてあれは効果があったのだろうか、よくわからないまま今日まで生きてしまった。

 二十代のころ会社の旅行で函館にいった。航空運賃がいちばん安い2月だったので結構寒かった。百万ドルナイトを一目観ようと登った函館山では吹雪だった。函館山に登ったことを今でも覚えているのは、この吹雪のせいだろうな、とヒソカに思っている。

 その函館でウニ丼を食った。結構いい値段だったのであるが、出てきたウニ丼を見た瞬間に、これが本物なのだな、と思ってしまった。ウニの量が丼に山盛りだったからだ。「惜しげもなくウニの山」といった感じだった。この経験以降、ぼくは関東一般の蒲鉾板的軽薄なウニ丼を軽蔑の眼差しで見るようになってしまった、ような気がする。

 北海道のウニ丼も花咲半島あたりにいくともっとスゴイのかも知れないが、それはまだ未確認のままだ。けれどもいずれ確認しに行こうと思っている。その時は友人が作った米と、ショー油と、飯盒と、ドンブリを持参して、そしてウニは現地で調達するのである。ここまで計画は出来上がっているのだ。季節はやっぱり冬がいいなあ。(K)

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