« 魅惑のゴーヤちゃんぷるー | Main | サンマの刺身 »

June 26, 2004

バナナの木

 子どものころ家の門口にバナナの木が一本あった。バナナの木というのは、びろーんとしたでっかい葉っぱが特徴の木である。この葉っぱは、空手チョップで「えいや!」とやるとすぐ裂けてしまうので、とても好奇心をそそられてしまい、毎朝学校へ行くときに必ず「えいや!」とやっていたものだから、我が家の葉っぱは常に千切れていたのであった。

 そのころバナナの木は木と言うけれど、果たしてコレは本当に木なのだろうか、と思っていた。ぼくのアタマの中で木というのは、根と幹と枝と葉っぱが明快に分別出来なければならないのだが、バナナの木はどこまでが葉っぱで、どこからが幹なのか判らないのである。本当は巨大化したサトイモの茎のようなものではないのだろうか。

 その門口のバナナの木は、しっかり実(バナナですね)をつけていたが、八百屋やスーパーで売っているようなサイズのものではなく、もっと小さなモンキーサイズのバナナであった。ある年に、そのモンキーサイズを、まだミドリ色をした硬い頃にもいで、ビニールの袋に入れてコタツで数日間熟成させたりもしていたが、その後食ったという記憶がないので、きっと上手くいかなかったのだろう。なかなか食べられるようにするのは難しいのである。

 そんな収穫加工のプロセスを実験したりして、「南国とは言え、やはりフィリピンやマレーシアのようにはいかないのだな」ということが一つの結論だったのであるが、最近このことを思い出し、あれは観賞用のバナナだったのではあるまいか、とまあ、そんな味も素っ気もないけれど核心を突いたようなコトを考えているのでした。(K)

|

« 魅惑のゴーヤちゃんぷるー | Main | サンマの刺身 »

Comments

「子供の頃 南国系植物」で記憶をググったら…
そういえばワシは蘇鉄をパイナップルだと思ってた頃があったなぁ。
「パイナップルが実をつけるにはこのあたりは寒すぎるんだろうなぁ」などと考えていたぞ。

Posted by: しゅうじ | June 28, 2004 at 06:01 PM

ソテツの実は食ったことがある。たしか小学校のソテツだった。すっぱく、後から舌がじんじんしたような気がする。これから食べる方はほどほどに。
この眼でパイナップル畑(実物)を見たことがない。あるかい?
↓この写真を見るからにパイナップルも木ではないな、と思う。
http://www.yoshikei.jp/pcenter/pcenter_pine.html

ちなみにドリアンは木になる実。上空から落下したのが頭部に命中し、ヒトが死んだという話は、結構本で読みますな。

Posted by: たはら | June 28, 2004 at 10:19 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1773/847165

Listed below are links to weblogs that reference バナナの木:

« 魅惑のゴーヤちゃんぷるー | Main | サンマの刺身 »