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November 06, 2004

行間の効用

 文章の中身(内容ですね)ではなくて文章表現(体裁)の読みやすさについて書こうと思う。しかし,一回ではとうてい書ききれないので,折に触れ分けて書こうと思う。それで,まずは文庫本でも何でも良いから身近にある本を見てほしい。1ページの中は白いことろと,文字が印刷されている黒いところがあるハズだ。この白黒の比率は白いところがだいたいページ全体の60%なのだ。んなバカな,と思う方はモノサシでいろいろ測ってみてほしい。

 それから行間(行と行の間隔ですね),これはだいたい本文文字の大きさの半分のはずだ。またも,んなバカな,と思う方はモノサシで測ってみてほしい。そして1行の文字数,これはだいたい40文字前後のハズだ。ついでだからこれも数えてみてほしい。

 本の中の文章表現はそんなルールになっているのだ。これが1ページがA3ぐらいで,全面に文字がびっちり書いてあり,行もびっちりの詰まっているページを想像してみよう。きっと読みにくいはずだ。恐らく途中の行では,次の行のアタマに自然に視線が移動できないだろう。終いには「なんでオレがこんなことをしなければいけないのだ!」と怒り出す人もでてくるだろう。

 さて,ホームページの文章表現を考えてみよう。前述のルールが文章を読む人の思考にストレスを与えず,内容理解に集中できるものだとしたら,本の話だけではないのではないかと思うのだ。試しに自分のホームページの行間を空けてみよう。本文の文字サイズの半分ぐらいだ。スタイルシートで line-height=150% とやればいい。これだけでも違いが出るはずなのだ。実は 「我が家」これからはおもしろい は,そういったルールをあてはめて作っている。

 ブログが大人気だ。多くの人たちがウェブに情報をアップするようになった。もちろん情報の内容がいちばん大事だけれども,読み手がそれをストレスなく読んで,容易に理解してもらうためのアプローチがもっとあってもいいと思うのだ。(K)

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